今回の記事では外国人と働いた経験から思ったことを綴っていく。
僕が初めて外国人と一緒に働いたのは10年前の2015年で、当時自分がまだ10代の頃だった。相手は中国人の大学生の陳さんだ。彼は平日は学校で土日はアルバイト2個掛け持ちで働いていた。日本語能力は申し分なく、それに加え英語も話せるという超優秀な方だ。僕自身昔から中国に興味があり、中国語の参考書を購入し勉強していた時期もあった為、中国人の人と一緒に仕事をすることが出来たのは嬉しかった。人柄も良く、いい意味で肩の力を抜いて働くことができ、業務は大変だったのにも関わらず、同じシフトの日に仕事に行くのが楽しみで仕方なかった。これまでの人生の中であの時が一番笑顔が多い時期だった。軽い中国語を教えてもらったり、仕事外でも仲良くなって、カラオケや、ラウンドワンに行ったり中国人が集まったバスケの集まりに参加したりなど本当に親切にしてもらった。また、陳さんの他にも街中で出くわした際は笑顔で手を振ってくれたりなど今でも覚えていますよ。ありがとう王さん。
その他中国人複数人、ネパール人など数多くの外国人と働いた。自分の親しんだ国を離れ、文化、風習、言語の違う、来て右も左も分からない異国の地で頑張っている姿を見て10代ながらに見習うとところがあった。また接している中で彼らから、「僕ら、私らの国ではこうだ。」などといった押し付けなどをされたことはなかった。
社会で重視されている時間厳守についても大幅に遅れたりなんていうこともほぼ無し。まぁ、1回2回の寝坊は誰もが経験することだからね。
しかし彼らはおおらか、悪く言えば大雑把な傾向がある。※人にはよります。
丁寧であったり、細部にまでこだわりを持って物事に取り掛かることが出来る人にとっては大雑把な部分をストレスに感じることはあるかもしれない。自分自身が丁寧な気質でないため、そこが上手く噛み合い上手くやっていけたというのはあるだろう。彼らのそのような気質が先ほども話したまさにいい意味で肩の力を抜いていられるというやつだ。
あなたはこれまで外国人と働いたことがありますか?近年、外国から日本に働きに来ている方が増えており、いいことだけでなくそれに伴い外国人による事件が増加している。たしかにこのようなことがあると外国人に対して不信感を抱いてしまうのも仕方ないところはある。しかし自分はこのように頑張っている人までを一括りにして外国人という理由だけで排除するといったような人にはなりたくない。